ニラと桜エビのチヂミ
ホットプレートとくれば、チヂミ、外せませんよね~
青っぽさこそが、美味しさのメインディッシュであるニラ
と、海鮮の主要メンバーである桜エビの香ばしい味わいが
からみ炒め油として使われるごま油もワインと合わせる上
で面白さが増す気がします。
この料理の場合、何も考えずに開けるのはビールでしょう。
なので、今回は、泡モノだけを推していこうかと。
左から、泡モノで、当店の定番カヴァのセグラ、最近よく
出てくるブラン・ド・ノワールカベルネの白、ニュージー
ランドのソービニオンブランの泡、イタリアの赤紫色の泡
ってところです。
昔は、セグラに無かったハービシャスなスパイス感が、流
行なんでしょう、ここ数年でセグラにもレモングラスを感
じるニュアンスが出ています。このニュアンス、ニュージ
ーランドのソービニオンブランにもありまして、飲み比べ
も面白いと思います。
レモングラスのニュアンスがニラと出会うと、お互いが共
鳴しあって面白いコトになります^^
そうそう、豆知識なんですが、セグラは、瓶内二次発酵で
スパークリングに仕立てられるんですが、そもそもニュー
ジーランドには、瓶内二次発酵をする習慣がありません。
ちょっと意外かもしれませんが、ニュージーランドの泡は
すべて炭酸ガスを吹き込むやり方でスパークリングワイン
にしているんです。けっこう高いブランドも含めてこの製
法なんですよ。とは、いうものの、炭酸ガスを溶けこませ
るのに時間をかけているので、泡感はシルキーで、高級感
も備わってます。
カベルネの白泡は、赤ワインとしての青っぽいボルドーの
エレガンスが、ニラの青っぽいニュアンスと出会うと、な
かなかの展開になるんですよ~ワインもチヂミもどっちも
美味しさ度がアガリます^^
最後の赤の泡は、ちょっと飲みごたえするワインです。タ
ンニンもわりと前に出ていますし、これも、野菜の青っぽ
さと好相性ですね。
ごま油の香ばしいニュアンスも、ワインと出会うと面白そ
うです。そうそう、チヂミにレモンも、かなりの好相性な
んで、ワインの酸味とピッタリです。
チヂミとワイン、いいんじゃないでしょうか、マヂで。